マラライ・ジョヤ著『アフガン民衆とともに』


四六版  上製本  410頁
定価 1,785円(1,700円+税85円)
ISBN978-4-86377-023-2
マラライ・ジョヤ著
横田三郎訳

  著者マラライ・ジョヤは、1978年4月25日、アフガニスタン西部の山あいの集落ズィケンに生まれた。絶え間のない戦渦の中、4歳から16年間、イランとパキスタンでの難民生活を強いられた。
パキスタンでRAWA(アフガニスタン女性革命協会)の学校に学び、創始者ミーナと出会う。やがてOPAWC(アフガニスタン女性能力開発協会)の社会活動に参加し、女子教育のために母国に戻る。
周囲に請われ、ファラー州の代表として参加した2003年のロヤ・ジルガで、あまりにも有名な軍閥批判演説を行う。2005年27歳で最年少国会議員となるも、軍閥・原理主義批判により、不法・不当にも議員資格を剥奪される。
5度にわたる暗殺の危機を逃れ、身の危険も顧みず、祖国アフガニスタンの占領の終結、民主主義の実現、女性の解放に向け奮闘する。
本書は、ジョヤの自伝であるが、同時にアフガニスタンの現代政治史そのものである。

川崎けい子氏(映像ディレクター)
「推薦します」
マラライ・ジョヤは アフガニスタンの悲劇を体現していると同時に、一筋の希望 であ る。一人の少女が学ぶことを通して社会に巣くう巨悪と闘うことに目覚め、その行動の中から、他人との関係をつむぎ出し、人生の夢と希望を見い出していく姿は、感動的だ。

ノーム・チョムスキー氏
(2009年にオバマ米大統領がノーベル平和賞を受賞したことと関連して)「ノーベル平和賞委員会は、卓越したそして注目すべきアフガンの女性活動家マラライ・ジョヤを選ぶという、真に価値ある選択をしてもよかったはずだ」と語った。

購入方法
・RAWA連主催イベントにて販売
・耕文社web site
http://www.kobunsha.co.jp/order.html
・MARUZEN & JUNKUDO
http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ISBN=9784863770232
・紀伊國屋書店Book Web
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4863770235.html
・bk1
http://www.bk1.jp/keywordSearchResult/?storeCd=&searchFlg=9&keyword=%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%B3%E6%B0%91%E8%A1%86%E3%81%A8%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%AB&x=0&y=0

 

謝辞
日本語版への序文
第一章/ファラーからの遥かな道のり
第二章/パキスタンの日々
第三章/タリバンの影
第四章/診療所、孤児院、それから…
第五章/マイワンドのマラライ、再び
第六章/忘れがたき帰郷
第七章/危険な時期
第八章/結婚、そして選挙
第九章/軍閥の館
第十章/追放劇
第一一章/国外からの視点
第一二章/片翼の鳥
第一三章/果てなき戦争
第一四章/ 遠い道のり
むすび 大河の流れも一滴の雫から
訳者あとがき
マラライ・ジョヤさんを迎えて……RAWAと連帯する会

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西谷文和さん最新レポート

極寒のアフガニスタン
氷点下10数度での子ども達
~西谷文和さん最新レポート~

混迷状態から抜け出せないアフガニスタン。国際社会からの支援は人びとには届いていないのでしょうか?今回、2月にアフガニスタンに入り取材されてきたジャーナリストの西谷文和さんをお呼びして報告会を開催します。日本の支援金50億ドルは、なぜ人々に届かないのか?タリバンの影響力はどこまで伸長しているのか?カルザイ政権はどこまで人びとに信頼されているのか?アフガニスタンに平和は訪れるのか? 西谷さんの最新映像を交えた報告をもとに考えます。ぜひともご参加ください。

日 時:2012年4月7日(土)午後2時~4時30分(午後1時30分開場)
場 所:
ドーンセンター 5階 大会議室2

 

京阪天満橋駅・地下鉄谷町線天満橋駅1番出口から東へ350m、
またはJR東西線大阪城北詰駅2号出入口から西へ550m
大阪市中央区大手前1丁目 3番49号(TEL 06-6910-8500)

参加費:1000円(学生500円)申込み:不要

主 催:RAWAと連帯する会・関西
協賛:市民社会フォーラム
問合せ:TEL: 090-3656-7409(桐生)

E-mail :rawa-jp@hotmail.co.jp

西谷文和さん
1960年京都市生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。吹田市役所勤務を経て、現在フリージャーナリスト。イラクの子どもを救う会代表。うめかもネットワーク(梅田貨物駅の吹田移転反対運動)事務局長。吹田市民新聞主筆。「うずみ火新聞」共同代表。2006年度平和協同ジャーナリスト基金大賞受賞。著書に、『報道されなかったイラク戦争』(せせらぎ出版、2007年)、『オバマの戦争 アフガン最前線から平和の仮面を剥ぐ』(せせらぎ出版、2010年)他   DVD『戦争あかん』シリーズ制作
イラクの子どもを救う会のホームページ http://www.nowiraq.com/

 

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ヘワド高校報告(2012年2月)

ヘワド高校支援の呼びかけ

2005年のRAWAと連帯する会のスタ ディツアー後から支援を続けているヘワド・ハイスクール支援基金へのご協力を再度お願いいたします。アフガニスタンは内戦からタリバン政 権の圧政、01年のアメリカの侵略戦争。その後のNATO・米軍駐留とその撤退への動きなどを経て、政権は治安の回復を強調しています が、いまだ混乱状況が続いています。

最近では米軍基地内でのコーラン焚書事件、そして一部暴動化したそれへ の抗議行動とそれに続く米軍将校の内務省内での射殺、まだまだ不安定要因でいっぱいです。そのようなアフガンに帰ることもできず、しか し、パキスタンの学校に通えるお金もない子どもたちの行き場はRAWAの無料の学校しかありませ ん。

この学校が閉鎖されると、パキスタンのアフガン難民の子どもたちは路上 にもどったり、朝から晩まで家族のために働く生活に追われ、教育を受ける機会がなくなります。アフガニスタンもパキスタンも子どもの教育 を受ける権利を明記した「子どもの権利条約」を批准していますが、実態は残念ながらその権利が保障されていません。

RAWAの闘いは、わたしたちがしなければ ならない真の教育を取り戻すための闘いと連帯するものだと思います。

みなさまのご協力のおかげで学校の年間維持費の一部として毎年平均70-80万円を送金することができました。今年度は、4月末までにとりあえず 7,200ドルを送金する予定です。

なんとかヘワド・ハイスクールを存続するために、みなさまの再度のご協 力を心からお願いいたします。

ヘワドから簡単な報告書が届いております。学校の様 子の一端をお読み戴き、これからも子どもたちが教育を受けることができますよう、よろしくご協力をお願いします。そして、まわりの家族や 友人にも広めていただいて、この支援活動を広げていただけると幸いです。

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ヘワド高校報告(2012年2月)
運営機関: RAWA
所在地:  パキスタン、イスラマバード

ヘワド高校では1月の初めから3週間かけて中間試験が行われました。現在、200名以上が在籍し、二部制で授業を受けております。1階が女子用の区画で、2階が男子用です。上級生(7学年から12学年)の授業は午前中に、下級生授業は午後に行っております。1学年から6学年の生徒は中間試験がなく、この3週間はお休みでした。先生方は4人交替がありましたが、全体の人数は変わりません。

ハシーマは10歳の少女で、クラス2で勉強しています。彼女は6人兄弟の一番上で、女の子ということから、料理や掃除などで母親を手伝っています。彼女の父親は市場で荷車を引いて果物を 売っています。母親は主婦です。彼女の父親の収入が少ないため、当初学校に来たとき、彼女は制服、靴、鞄を持っていませんでした。先 生方がこのような必需品を調えてくれました。彼女はクラスで一番の成績を上げ、ご褒美として文房具や本が彼女に与えられました。それ らを彼女は興奮して私たちに見せてくれました。彼女が得意な科目はダリ語で将来は教師になりたいと思っています。

 

 

ゼーラはクラス1の7歳の生徒です。彼女は男の子二人と女の子二人の兄弟姉妹の二番目です。彼女の父は非常に安い給料で、アフガン料理店で粘土の窯でパンを焼いています。彼女の母は主婦ですが学校に通ったことがありません。姉妹は母親の読み書きの勉強を手伝っています。彼女の得意科目は算数で、ミスタービーンの漫画を見るのが大好きです。将来は医者になりたいと願っています。

 

 

 

このほかのヘワドの生徒たちも大変苦しい生活を送っています。大抵日中は働いており、学校に通うのもままなりません。彼らが働かないと、一家は彼らを食べさせていけないのです。ヘワド高校は彼らが少なくとも普通に勉強できるように、文房具、制服を無償で提供したり、学校に出席できない場合は特別な手助けをするなど、出来る限りの援助をしております。
目下のところ学校が直面している主な問題は、電力不足であり、薄暗い1階での授業は大変困難を極めます。夏場は停電になった場合、猛暑がもっと大きな問題となるでしょう。加えて、生徒達にとてもためになると思われる、整った実験室や図書室が必要とされています。

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アフガニスタン女性への暴力について学習会

アフガニスタンの 女性に対する暴力根絶法の制定とそ履行状況
—国連の報告から —

講師:清末 愛砂さん

10月、マライ・ジ 10月、マライ・ジ ョヤさんの講演会を各 地で持ちました。ジョヤ さんが訴えていたことは、アフガにスタンの現 状とそれを打開するた めに占領軍、 タリバン軍閥カルザイ政権と闘 うといこでした。アフガニスタンの問題点で 最も端的に表れているのが女性問題です。 教育、強制結婚D V,焼身自殺等々。2009 年にアフガニスタンでは上記のような法律が作られています、しか現状は…。このような法律がつくられたことと現状、アフガニスタンの女性問題について考えたいと思います。

日時  2月18日(土)
午後2時から4時半(1時半開場)
場所  大阪市西区民センター

交通 地下鉄 千日前線・ 鶴見緑地線
「西長堀」駅 下車すぐ
参加費 1000円(学生500円)
事前申し込み不要

主催 RAWAと連帯する会
協賛 市民社会フォーラム
問合せ 090-3656-7409桐生
E-mail rawa-jp@hotmail.co.jp

講師プロフィール
清末愛砂(きよすえあいさ)室蘭工業大 学院研究科教員(憲法関連目を担当)。大阪大学助手、 同教授、島根大講師を経て2011 年 10 月より現職。専門はジェンダー法学、社会調査法、イギリスのラーモ・フォビアと対テロ法政策。単著として『母子でみるパレスチナ -非暴力で占領に立ち向かう』(草の根出版会、 2006 年)、共著として「占領下の パレスチナとの出会い」、小國和子・亀井伸孝・飯嶋秀治編『支援のフィールドーク-開発と福祉の現場から』 (世界思想社、 2011 年)などがある。『女性に対する暴力に関する立法ハンドブック』(信山社、 2011年)の共訳者。アジア女性資料センター運営委員。

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京都大学大学祭(11月23日~26日)

去る10月29日のマラライ・ジョヤさん講演会(京都大学大学院・人間環境学研究科・岡真理研究室主催、RAWAと連帯する会共催)に参加して感激した学生さんたちが、RAWA連がアフガニスタンで撮影した写真を学祭で展示されました。パレスチナの写真と共催し、オリーヴ石鹸や刺しゅう品やジャムも販売し、学生さん手作りのケーキもふるまわれてたくさんの人の共感を呼ぶ素敵なブースでした。

(報告:北垣)

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イスラーム女性たちの書いた本を読みませんか

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