わたしたちは共に声をあげなければならない 2008年3月8日

女性たちは今なお街の中で、家庭の中で、仕事場で、いたるところでさ まざまな暴力にさらされている。それはアフガニスタンでだけでなく、民主主義が浸透し基本的な生活が保障されていると世界的に思われている日本においても なお、起こり続けていることであり、世界中いたるところで女性は生きにくさを抱えて暮らさざるを得ない。

暴力は地球規模の富の偏り、行き過ぎた資本主義、大国の軍事化の傘下に置かれている「内政」、「貧困の女性化」が過去のものにならない国内の労働状況など、数多くの要因がある。
私たちの住む日本では、大きな戦争が終わった63年前から、国家間条約に守られて駐留するアメリカ合州国の軍隊により、女性は暴力を身近に感じながら暮らしている。いつの時代も怒りをもって闘う女性たちはいたが、国家権力に届かない。

1995年、「女性の人権」という意識が高まった北京女性会議が開催された年に、大きな事件が起きた。日本国内で最も大規模に米軍が駐留する沖縄(日本 の南端の、国内的にも過去長期間にわたり支配され虐げられた歴史を持つ小さな島)で米兵に少女が強かんされたのだ。当然日本中で大きな抗議運動が起きた。 しかしアメリカ合州国と日本政府は抜本的な対策をとらずにいたため基地周辺を中心に米兵による強かんや暴力は収まらない。

この2月には同じ沖縄で少女が強かんされてしまったが、大国を自認するアメリカとその属国日本の政府は、女性への性暴力などとるに足らないものと考えて いることがあらためて明らかになった。沖縄県知事が「安保と少女への性暴力のどっちが大切か」と発言した。また在沖縄アメリカ総領事は、抗議のための沖縄 の活動家の面会要求を無視し、コーヒーを飲んでいたという。どちらにも恥を知れと言いたい。

しかしいつまでも女性は被害者でいるわけにはいかない。このような権力を握る男性たちの女性蔑視に対して、女性は地球規模で連帯することで世論と法律と 政治を変えていかなくてはならない。世界中のあちこちで、私たちは金輪際暴力をなくそう、という声をあげていこう。アフガニスタンで、日本で、イラクで、 パレスチナで、タイで、ビルマで、中国で、アルゼンチンで、世界中で。そしてそれぞれの声は手を携えあって、一本の稲穂なら簡単に引きちぎられても、まと まった稲穂であれば簡単にむしり取られることがないように、互いに連帯していかなくてはならない。

RAWAがアフガニスタンで女性の人権確立のために行動していることにRAWAと連帯する会が連帯することは、すなわち日本の私たちの足下を把握して人 権侵害や暴力に反対することを意味する。私たちはこれからも日本の、そして世界の女性の人権のために発信し、行動する。

2008年3月8日 国際女性デーの日に
RAWAと連帯する会

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