RAWAと連帯する会 アピール 2005年4月28日

<ブラック・デイにおけるRAWAと連帯する会の声明>
アフガニスタンでも日本でも、女性は一人の人間として生きるべきである

今年も私たちRAWAと連帯する会は、RAWAのブラック・デイのデモンストレー ションに参加できたことを喜んでいる。そしてRAWAがこの2005年のブラック・デイにおいて、アフガニスタンの現政権と原理主義者に抗議するデモンス トレーションを行うことに心から賛同の意を表する。
このデモへの参加は、女性たちが反民主的な勢力に対抗する世界的な潮流のひとつなのだ。
私たちはRAWAによって、アフガニスタンでいまだに女性がその意思があっても満足に教育を受けることもできず、生の基本である水さえも不足する生活を送 らざるをえないこと、女性が家庭の外で職業に就くことに圧力がかけられ、働くすべのない女性は売春を余儀なくされていること、原理主義者によって子どもは 連れ去られまた女性は性的暴力にさらされていること、女性も男性も能力を生かす職業に就くこともできないことを知ることができた。そしてアフガニスタンを そのような状況に放置している罪は日本にもある。私たちRAWAと連帯する会が憤るのはまさにこの点である。
それというのも、日本がアメリカ合州国のとりわけブッシュ大統領の「家来」であり、一部の政治屋がアメリカ追随を推し進めているためなのである。だが開か れた民衆はそのような国の行く末に怒り、失望し、変革を加えたいと考えている。実はこれはアフガニスタンの政治と同じなのだ。
つまりアフガニスタンでは現政権から原理主義者を切り離し、日本では過去を顧みない好戦派を政権の外に追いやることが重要である。
日本でも、女性の人権——それは、働きながら子どもを産み育てる権利、子どもを産むことを自分で決める権利、男性も女性と同じように家庭の責任を負うこ と、女性が結婚の制度の外で産んだ子どもを結婚の制度の中の子どもと同等の権利をもつこと、といった基本的な人権——が脅かされつつある。日本と隣国中国 のとの関係の悪化も日本の歴史認識のまちがいと頑迷さにある。それは先進国とみなされ、西側に属し、アメリカに追随する「民主主義国」の日本において起 こっている反動的な圧力である。私たちもまさに日本の原理主義者たちと闘っているのである。
日本に住む女性として、ジェンダー・イクオリティに反対する勢力に対抗して闘っていく力をつけるためにも、女性の人権の擁護のためにアフガニスタンのRAWAと連帯する意味は大きい。
そして今またイラクやパレスティナの影に隠れて世界の表舞台から忘れられつつあるアフガニスタンを、白日の下にさらす責務があると考える。
ともに力をふりしぼって、力を持った原理主義者や反動的保守主義者に立ち向かっていこう。

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